プロタゴニスツ 蛇足

私もftzwさんみたいに「作品で言いたいことは全て漫画内に込めました」と言いたいのは山々でございます、が。(かっこいいですよね、私はオクトラのそういう所が大好きです)

これは言わないと伝わらんだろ的な蛇足情報があるので、少しでも楽しんでくださる方がいたら~くらいな感じで毎度おなじみ蛇足情報を載せてみます。

恥ずかしくなったら公開終了します!


以下プロタゴニスツを読んでないと意味不明な内容です。
※読んでいても意味不明かもしれません

また、本に関しては手に取り読んでいただいた時に感じてくださった印象が全てだと思っていますので、下記の内容・解釈が絶対の正解という訳ではございません。ただ単に描いた人が何考えていたか~ くらいの内容だと思って頂ければと思います:)



惜別の花

前回(ライム)に引き続き今回もいれました、花言葉(またかよ)


ナズナ「あなたに全てをお任せします」その後のエル→ソフィアへの運命の流れの示唆


アネモネ「儚い恋」エル自身の境遇の示唆
→頂いた感想で教えて頂いたのですがアネモネには沢山の花言葉があって、「あなたを信じて待つ」「固い誓い」等もあるんですって!!素敵だ~教えてくださってありがとうございます!!


私とワルツを

ヴィオラ・リネットはお互いに、相手にしかわからない(自分自身ですらわからない)一面があってもいいなと思いながら描きました。
本当は当初18Pくらいのプロットを書いていた内容を大分縮めて、かつ明るい話に変えたので、ヴィオラから見たリネット部分が抜けてます。いつか描けたらいいな。

神の存在証明

神が存在するかどうかの議論の話だと思った方がもしかしたら大半なんじゃないかと思います。趣旨としては、「実際には」神すら辿り着けない”神”の領域に近づこうとしている・そしてそれを実現できる力(聖火神の指輪)を持ったミロードと、その運気に完全に巻き込まれた「ある種 実在の聖火神の限界を理解している」現実主義ステッドの話でした。
つまり聖火神の実在有無の双方による水かけ議論ではなく、実はミロード本人によって題意は示されそうである、と意図でした。

自分の生き方を悟りきっている・他人を寄せ付けないステッドが、その考えを揺るがされる機会はあるのだろうか?という疑問から作りました。若いっていいね。

帰る家

ラジオで「フィオル10代」「怖いことは他の人と違うこと」発表があった時にはプロットは書き終えていたんですが、それ聞いたときに、この話を今回の原稿にいれられてよかったと改めて思いました。

イラストページ

イラストページ1P目リプルタイド組の絵は、私が正月に公式に送った絵の元の絵なんですがリプルタイド組9人以外に2人ゲストキャラがいます。1人はわかりやすいですがもうひとりは分かりづらい…はず。

プロタゴニスツ

去年、TENET(クリストファー・ノーラン)を見た後にあまりにもその映画が難解すぎて、英語映画評論を見まくってました。その時によく見た見慣れない単語が「Protagonist」でした。TENETの主人公には名前がなかったんで、そう呼ばれてたんですね。英語で飯食ってるんですが全然聞き慣れなくて(駄目)調べたら、主人公、と。

HeroもProtagonistも双方「主人公」を指す英単語ですし、他にも「The lead of the story」やら「Main character」やら物語の中心人物を指す単語は色々あると思います。覇者指輪持ちさん達には「Hero」が適切な気もしますが、Heroはあくまで「模範的で」「誰からも尊敬される」「勇敢な」「善人」の意味が強い気もします。今回このタイトルを選んだのは、この単語が あくまで物語の中心人物を描写したものであること、ヴィランもアンチヒーローもProtagonistになりうる…そういった点で、今回の本で描きたかった内容に合致すると感じたからでした。
カタカナにすると余計にイミフメイ単語感が増しますね。


なんと!!こんな所まで見てくださっている方がいてくださるとは驚きです。
コメントなしでも送れますので、下記をぽちっとしてくだされば次のお話を描いたり絵を描くとんでもない燃料になります!どんなひとことでも嬉しいです❤
お読み頂きありがとうございました。

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